2023年9月30日(土) 講師を務めてくれたのは、西予市宇和町で地域おこし協力隊として、精力的な活動をされている久場勝弘さん。元・カメルーン海外協力隊、
現在は農業をしながら、カフェやキッチンカー、さらにカラフルなアフリカンプリントが豊富に揃うアトリエも運営。久場さんは、ハンドメイドで何でも作ってしまうのです。ファッションも、いつもアフリカン!
前半は、久場さんのライフヒストリーと、カメルーン体験を伺いました。
大学卒業後、神戸市役所へ就職。待遇はよかったけれど、自分で何も決められない、
責任をとる仕事ができないことに、やりがいを見出せなかったそうです。
カメルーンでは、水道などのライフラインの設営や農業支援に従事。
初めての長期海外暮らしにカルチャーショックを受けながら、久場さん自身が
人生の目標や、生き抜く力をバージョンアップできた日々でした。
そして、ハンドメイドに目覚めたのもカメルーン。
モノづくりは「言葉の壁」を超えると体感!
久場さんが、カメルーンの街並みや暮らしを記録した動画も鑑賞。
生徒たちは、未知の文化に新鮮な驚きや、好奇心を抱いたようです。
そして、アフリカンプリントを使ったティッシュボックス作りにチャレンジ。
一人一人、気に入った柄をチョイスしました。
久場さんが、誰でもカンタンに作れるように工夫したオリジナルレシピをもとに、
裁縫に自信がなかった生徒たちも、全員が楽しみながら完成できました。
生徒たちからは、こんな感想が‥
「不安だったけど上手にできた」
「自分の才能に気づいた」
「ハンドメイドに憧れていたから嬉しい」
作品は、11月3日開催の文化祭で展示いたします
長野県生まれ、大阪市立大学卒業後、神戸市役所職員。2016年青年海外協力隊としてアフリカ・カメルーンへ。2年間の駐在で培った経験を活かして、宇和町で精力的な活動を続ける。空き家を利活用してアトリエ兼カフェに改築。アフリカン布を使った雑貨製作やカメルーン料理を提供しDIYのキッチンカーも人気。さらにクラフトビール開発やゲストハウス開業など多角的にチャレンジ。
久場勝弘さんは、地域おこし協力隊の尊敬すべきセンパイでもあります(年下だけど笑) 若い頃、仕事や人生に悩みチャレンジし続けたからこそ、つかんだブレない価値観! 「人はやればできる」― このシンプルな言葉、久場さんが口にすると重みがあるわ。 次回は、カメルーン料理のレクチャーをお願いしたいですね!