2月10日(土)宇和高主催の講演会が西予市宇和文化会館で開催されました。
全校生徒参加行事に同窓生だけでなく、中学生はじめ住民のみなさんも来場くださいました。
講師は照屋年之さん ― ガレッジセール ゴリさんとして長年、芸人として活躍しながら映画監督としても評価を高めています。
演題「夢に向かって悩め」
沖縄出身のゴリさんの講演会を、なぜ愛媛県の高校で企画したのか?
その答えは、聴衆のみなさんなら、分かってくれるはずです。
自身の幼少期の辛い体験や克服の物語。
「一歩踏み出すと景色は変わる。『ダメなら逃げてもいい』
余裕を持って挑んでみて」
将来への悩みを抱く10代の心に、これほど響くメッセージを届けられる人はめったにいません。
生徒からの質問にも誠心誠意、等身大の言葉で答えてくれたゴリさん。
涙もこぼした生徒もいました。
ゴリさんのユーモアと優しさと情熱に、会場は包まれました。
第二部は監督作品上映会。
沖縄の伝統文化や風習をモチーフに数々の秀作を製作されてきました。
今回は主演・満島ひかり 短編映画『演じる女』 万人に伝わる珠玉の家族の物語です。
照屋監督の緻密な脚本と演出がひかる作品です。
涙したと、来場者から大きな反響をいただきました。
そして講演会後には、宇和高の教室で私と対談の時間をいただきました。
学びの場で求められることは何なのか?
ゴリさんが黒板に書いてくれたメッセージは「夢の逆算」
「夢に手が届くには、どういうふうにしていったらいいのか。
どう行動を起こせばいいのか、何を学んだらいいのか。
逆算していってようやくスタート地点に立てるんです。
だからちょっとのことでいい、今から始めてください。今日の連続が未来。」
将来に不安を抱くよりも、まずは目の前のことに真剣に取り組もう
きっと夢につながる道が開けてくるはずです。
ゴリ伝説誕生!
本当にありがとうございました。
講演前に来校 生物工学科の生徒が開発中の「サツキマスうどん」を試食
ゴリさんと最後にお仕事したのはNHK Eテレの英語番組でした。 ちょうどその頃、長編映画2作目『洗骨』が上映されました。 すべてが絶妙!こんなに笑って泣ける映画って、あっただろうか? 感動のあまり、飲みに誘ってしまいました。 長編3作目は沖縄、伊江島が舞台。今年の年末に上映予定だそうです。 みなさん、必見ですよ