代官山 蔦屋書店の岡田基生さんを講師に迎え、オンライン講座「遊びの天才!宮沢賢治に学ぶキャリア探究」を開催しました。
(蔦屋書店はオトナの感性を刺激する文化の牙城を目指し2011年にオープン。
興味がある方は、コチラをご覧ください。
TSUTAYAと、ちょっと違います。
(https://www.ccc.co.jp/ideas/tsutayabooks/?sid=p_001_001)
岡田さんは、書籍の仕入れや販売だけでなく、様々なプロジェクトの展示企画、運営をこなすコンシェルジュとして活躍しています。
専門は哲学、科学、デザイン、ビジネスなど、「リベラルアーツが活きる生活」を提案されているそうです。さらに作家・宮沢賢治の研究に取り組み、今年はweb連載も手がけています。
(この日の講座の様子は、来年出版予定の岡田さんの本に紹介されちゃうかも💖))
農学校で教師をしながら、故郷・岩手県花巻を舞台に、独創的でユーモアあふれる作品を生み出した賢治先生の人生は、現代を生き抜くヒントがいっぱい!
農業を芸術へバージョンアップ!
生き方も作品も型破り、まさに”Think outside the box.”なアーティストです。
常識に縛られず、好きなことを追求し続けた偉人を手本に生徒たちは「キャリア探究」にチャレンジ!
岡田さんが用意してくれたのは、過去の自分、今の自分を見つめ直し、未来を描くためのオリジナル・シート。
例えば、Q2「趣味なレジャーで楽しい、面白いと感じる瞬間はどんなものですか?」には、こんな回答があがりました
― 「ピアノの練習で符読みをしているとき」 「マンガや小説を読んでいて予想外の展開になったとき」「買い物で心にグッとくるものを選んでいるとき」 ―
「瞬間」にフォーカスすることで、「個性」がみえてくる気がしますね。
Q5「1ヶ月間、100万円をもらって、好きな場所で、好きなことができるとしたら何がしたいですか?」では、「大っ嫌いなゴキブリ」について超ユニークな対策を発表した生徒も(笑)
Q7「どんなことができる人になりたいですか?」には「たくさんの人の困った顔を笑顔に変えたいです」という回答も! 自分の「好きなこと」や「目標」を再発見する、楽しい時間になりました。
岡田さんのラストメッセージ
― 自分の楽しいを人の役立つことにしていこう ―
神奈川県出身、高校中退後、高卒認定で受験。上智大学大学院修了、修士(哲学)。 IT 企業を経て現職。ビジネス、自然、歴史を担当。棚作り、展示やトークイベントの企画運営を行う。WEB メディア「FINDERS」で仕事に活きる読書術について連載中。新時代を楽しく生きる鍵として宮沢賢治の研究を始め、ワークショップ開催や文芸誌への寄稿を行う。来年、賢治の幸福論についての著作を出版予定。